タロット占いのやり方(問いの決め方から1枚引き・3枚引き・記録まで)

タロット占いは、問いを1つ決めてカードをよく混ぜ、引いたカードのキーワードを問いに当てはめて考える占いです。初めてなら1枚引きで1枚ずつの意味に慣れてから3枚引きへ進むと、無理なく続けられます。

夜の机で、占い師が広げたカードから一枚を選んでいる絵
タロットとは
大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の、78枚のカードのことです。15世紀のイタリアでカードゲームとして始まり、のちに占いに使われるようになったとされます。
スプレッド(引き方)とは
カードを並べる形と、それぞれの位置の意味の決まりのことです。1枚引き・3枚引きのほか、10枚を並べるケルト十字などがあります。
正位置・逆位置とは
引いたカードの絵が自分から見て上向きなら正位置、さかさまなら逆位置と呼びます。

問いはどう決める?

問いは1つにしぼり、「(いつまでに)(何について)、自分は何をするとよさそう?」の形にすると、カードの意味を自分の行動に置きかえやすくなります。

「試験はうまくいく?」のように結果を聞くより、「今月の資格の勉強で、まず見直すとよさそうなことは?」のように、自分が動けることを聞くほうが、カードを読んだあとに何をするかが見えやすくなります。問いの型と例は 占いで何を聞く?質問の作り方 にまとめています。

体のこと・お金の判断・法律や契約のことは、カードで決めずに、専門の窓口や信頼できる人に相談してください。

カードはどう混ぜて、どう切る?

混ぜ方に決まった正解はありません。裏向きのまま、どこに何があるか分からなくなるまでよく混ぜ、最後に束をいくつかに分けて重ね直せば十分です。

  1. 机に布を1枚しくカードがすべりやすく、角も傷みにくくなります。ハンカチや手ぬぐいでかまいません。
  2. 裏向きのまま広げて混ぜる机の上にカードを広げ、両手のひらでゆっくり円をかくように動かします。カードの向きもばらばらになるので、逆位置を使う引き方に向いています。
  3. 向きをそろえて混ぜたいときは、手の中で混ぜる束の一部を抜いて上や下に重ねる、をくり返します。逆位置を使わないときは、先にカードの向きをそろえてから、この混ぜ方にします。
  4. 束を切る(カット)混ぜ終わったら、束を2つか3つに分けて、順番を入れかえて1つに戻します。どの順に戻すかは、自分で決めておけば大丈夫です。
  5. 引く上から順に取っても、扇のように広げて1枚ずつ選んでもかまいません。どちらにするかも、引く前に決めておくと迷いません。
布の上に裏向きに広げたカードを、両手でゆっくり混ぜている絵
裏向きに広げて、両手でゆっくり混ぜる

ウェイト=スミス版の作者ウェイトの解説書でも、10枚の並べ方の手順には「裏向きのまま混ぜて切ることを3回くり返す」とあるだけで、手の動かし方までは決めていません。自分が落ち着いてできる混ぜ方で大丈夫です。

トランプのように束をはじいて混ぜる方法は、大きなカードだと折れやすいことがあります。このサイトの1枚引き・3枚引きは、端末の中で78枚を偏りなく混ぜ、上から取るのと同じ方法で引いています。

1枚引きはどうする?

1枚引きは、問いを心の中でくり返しながら1枚だけ引き、そのカードのキーワードを問いに当てはめる、いちばん短い引き方です。

  1. 問いを1つ、心の中で決める
  2. 混ぜて切ってから、1枚を引く
  3. カードを左右にめくって表にする上下にめくると絵がさかさまになり、向きが変わってしまいます。本のページをめくるように、横にめくると向きが変わりません。
  4. カードの名前とキーワードを見るこのサイトの 78枚のカードのページ で、名前からキーワードと意味を引けます。
  5. 問いに当てはめて、今日できることを1つ決める「キーワードの言葉が、自分の問いのどこに重なるか」を考えます。

このサイトの 今日の1枚 も1枚引きです(日付で決まる、サイト全体で同じ1枚。正位置だけ)。はい・いいえで答えられる問いには、Yes/No タロット の1枚引きもあります。

3枚引きはどうする?

3枚引きは、よく混ぜたカードの上から3枚を左から順に並べ、位置ごとに決めた意味(たとえば「これまで・いま・これから」)で読む引き方です。

  1. 3つの位置の意味を、引く前に決める「これまで・いま・これから」や「状況・課題・ヒント」など。あとから意味を変えないのが、読みやすくするコツです。
  2. 混ぜて切ってから、上から3枚を取る
  3. 左から1枚目・2枚目・3枚目と、裏向きのまま並べる
  4. 1枚ずつ左右にめくって、名前と向きを確かめる
  5. 3枚を1つの話としてつなげる1枚ずつ意味を調べたら、「これまで◯◯だったから、いまは◯◯に目を向けて、これからは◯◯」のように、1〜2文にまとめます。
裏向きのカードが3枚並び、そばに白いノートとえんぴつとお茶がある絵
3枚を左から並べ、ノートに書き残す

「これから」の位置は、いまの流れのまま進んだときに出やすいテーマとして読みます。決まった未来ではありません。恋愛・仕事・2つの道をくらべる並べ方は テーマ別の引き方 に、位置の意味の一覧があります。

正位置と逆位置は、どう読む?

逆位置は悪い意味ではありません。このサイトでは「そのカードのテーマが内側に向く・ペースを見直す合図」として読み、逆位置を使うかどうかは引く前に決めておきます。

ウェイトの解説書『The Pictorial Key to the Tarot』も、カードごとに逆さまに出たときの意味を書いています。ただ、逆位置をどう読むかは本や人によってちがうので、自分で決めた読み方を続けるのがいちばん迷いません。このサイトの3枚引きも、引く前に「逆位置なし」を選べます。

読み方のコツは?

最初はカードの意味を全部覚えようとせず、名前とキーワードを1〜2語だけ見て、問いに当てはめた「今日できること」を1つ書き出すのがコツです。

死神・塔・悪魔のようなカードも、このサイトでは「区切り」「建て直し」「自分をしばっているものに気づく」のように読みます。名前だけで不安にならなくて大丈夫です。

記録はどうつける?

日付・問い・引いたカードと向き・最初に思ったこと・あとで気づいたことの5つを、1行ずつ書いておくと、あとから読み返して自分の読み方のくせに気づけます。

このサイトの カードの図鑑 は、今日の1枚と3枚引きで出会ったカードを、この端末の中に残せます(「図鑑に集める」を押したときだけ。どこにも送りません)。

例: 3枚引きから記録まで(このサイトが作った例)

問いを決めて3枚を引き、キーワードを1〜2語ずつ拾って1つの話にし、今日できることを1つ書く、という流れの例です。

例 記録の例(問い・カード・向きは、このサイトが作った例です)

日付
10月22日
問い
今月の資格の勉強で、まず見直すとよさそうなことは?
引き方
3枚引き(これまで・いま・これから)・逆位置あり
これまで
「ペンタクルの8」正位置(こつこつ練習・技をみがく)
いま
「節制」正位置(ほどよさ・調和)
これから
「ワンドの3」逆位置(思ったより時間がかかる・見通しの修正)
思ったこと
これまでの積み重ねはできている。いまは勉強と休みの配分を整えて、予定は少し余裕をもって組み直す。
今日できること
来週の予定表に、復習だけの日を1日入れる。
あとで気づいたこと
(数日たってから1行)

キーワードは、このサイトのカードのページと同じ言葉です。逆位置のカードは、逆位置のキーワードを使っています。

タロットで、よくあるつまずきは?

つまずきやすいのは、気になるカードが出て引き直したくなるときと、意味を全部覚えようとして手が止まるときです。

3人から、初めてカードを引く人へ

引き方に迷ったときに思い出してほしいことを、3人がそれぞれの得意なところから、ひとことずつ。

3人の文とこのページの解説は、AI(Anthropic の Claude)で作っています(3人は1つの AI が演じ分けています。数字は計算のプログラムが出しています)。 AI について

よくある質問

タロットは自分で占ってもいいですか?

はい。問いを決めて、混ぜて、引いて、読む、という流れは自分の手でできます。読みはヒントとして使い、大事なことは自分で決めてください。

1日に何回まで引いていいですか?

回数の決まりはありません。ただ、同じ問いを何度も引き直すより、一度の読みをゆっくり考えるほうがおすすめです。ちがう問いなら、そのつど引いてかまいません。

カードを持っていなくても練習できますか?

できます。このサイトのタロットのページでは、端末の中で78枚を偏りなく混ぜて、1枚引きと3枚引きができます。結果はどこにも送りません。

逆位置は使ったほうがいいですか?

どちらでもかまいません。初めのうちは正位置だけで読み、慣れてから逆位置を足す人もいます。使うかどうかを引く前に決めておくのが、迷わないコツです。

出典と確認日

混ぜ方・めくり方・記録のつけ方は、このサイトのすすめで、決まった正解があるものではありません。カードの名前とキーワードは、このサイトのカードのデータ(自分たちの言葉)から出しています。

ほかの占いサイト・まとめのサイトの文や表は写していません。法律の説明は条文と公的な案内の要約で、個別の相談への答えではありません。

作成 2026年10月22日。

関連する記事